新発田市防災キャンプ事前研修会をサポートしました

新発田市防災キャンプ事前研修会

日にち:平成29年5月15日(月)・16日(火)

主催:新発田市教育委員会中央公民館/新発田市教育委員会学校教育課

会場:新発田市青少年宿泊施設「あかたにの家」

 

今年度、新発田市内の全小学校が実施する、青少年宿泊施設「あかたにの家」を活用した防災キャンプのサポート等を1年間させていただきます。

 

初回はなんと!市教育委員会主催での「一泊二日」の研修会。

※防災教育でこんな研修会、本当に初めてです!

今後の活動に見通しを持っていただくことをねらいに企画した研修会。

未知の防災キャンプに対する先生方の不安や疑問等を、防災の専門家や防災教育にに取組んでいる教員に直接相談をしたり、体験をしたりして、今年度の「各学校の防災キャンプのねらいと活動計画」を考えていただきました。

先生方から、「参加前は、運動会前の忙しい時期に、、、と思っていたが、参加してよかった。」

「もっと早く実施してほしかった!すでに計画案を作っちゃったけどもっとやりたいことがでてきた。」

「防災キャンプを通じて、こどもたちの結束力を高めたり、楽しみながら協力する大切さを学ぶにはどんなやり方がありますか?」「今までの研修会の中でも一番よかった」等の声をいただき、当法人スタッフも今後の活動がますます楽しみになりました。

 

 

以下は簡単な研修会の内容と写真です。


「防災教育をわいわい語る会」のメンバーで、研修会の1日目の企画・講師を行いました。

 

①魚沼市立湯之谷中学校校長 五十嵐一浩先生、

 群馬大学大学院理工学府 金井昌信先生、

 上越市立黒田小学校校長 宮川高広先生より

 「郷土愛を深める防災教育の可能性」「実践による効果とポイント」「活動事例紹介」

②昼食時は、非常食体験と家庭での備蓄について考える体験講座を実施。

 当法人事務局長 中野雅嗣が担当しました。

 

③午後からは、廃校前の赤谷小学校で校長先生をされていた、新潟大学教育学部附属長岡小学校副校長 松井謙太先生より、赤谷地域での学習活動の可能性等についてお話いただきました。

 

④防災教育をわいわい語る会、当法人、そして中越防災安全推進機構さんからもご協力いただいて、小グループで各校の防災キャンプのプログラム作りを行いました。

 

⑤夕方から翌日の昼前まで、実際の防災キャンプで行うプログラムを体験していただきました。

サバイバルクッキングや避難所の準備体験、地域巡検の体験等を通じて、先生方から「イメージがさらにふくらんだ」とのお声をいただきました。

 

今後は各校の当日実践サポートや実践後の振り返りから、新発田市の特色を生かした教育活動として、教育効果が高く継続性のあるものにしていけるようサポートさせていただきます。

 

引き続きよろしくお願いいたします。