私たちの活動実績


【受賞歴】

2023年9月15日「令和5年防災功労者内閣総理大臣表彰(主催:内閣府 会場:首相官邸)」を受賞いたしました。

https://www.bousai.go.jp/pdf/r5_jyusyou_souridaijin.pdf

 

防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和 57 年 5 月11 日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。

私たちの団体は、「防災思想の普及」部門でご評価いただきました。

功績の概要は、以下の通りです。

 

『NPO法人ふるさと未来創造堂は、「御用聞き(防災士や地域とのつながりのある方等)」による学校訪問やヒアリング等を通じて、小中学校の防災教育を支える体制を構築していることが評価されたもの。行政と連携した防災学習教材の設置や地域と学校を結びつける活動などにより、子どもをきっかけとした家庭での防災意識の向上を図り、地域の防災力強化に貢献している。』

 

第27回(令和4年度)防災まちづくり大賞「総務大臣賞」に引き続き、新潟県長岡市における公立の全小・中学校における防災教育支援とその仕組みを支える持続可能な支援体制を評価していただきました。 

安心・安全なよりよい未来の実現に向けて、御用聞き・防災共育サポーターの皆様と活動を継続してまいります。今後もご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 




【受 賞 歴】

 第27回防災まちづくり大賞(主催:総務省消防庁 2022年度)にて、当法人の申請事例「新潟県長岡市における持続可能な防災教育体制の構築~「御用聞き」がつなぐ、学校・地域・家庭の防災教育~」が最高賞の「総務大臣賞」を受賞しました。

https://www.n-bouka.or.jp/machi/

 

本申請事例は、市民協働から生まれた政策提案「みんなでつくる防災教育体制第1期まちづくり市民研究所)」が「防災玉手箱」と「御用聞き」という形になって市の政策に採用され、学校現場の負担を軽減しつつ、地域と連携した持続可能な防災教育体制の構築を目指して、この六年間、試行錯誤を繰り返してきた活動を取りまとめたものです。


 例えば、学校の管理職や担当者の転出等を理由に、取組が途絶えないよう、学校所在地域に住む地域に詳しい方や防災士等を学校防災教育の「御用聞き」として中学校区に配置しました。富山の薬売りをモデルにした「御用聞き」は、長岡市立の全小・中学校に設置した防災教育教材のメンテナンスに毎年一回担当校を訪問します。訪問時に学校の防災担当者等と顔を合わせ、防災教育に取り組む際の支援体制等を紹介し、学校の悩みや相談等も伺います。「御用聞き」が得た情報への対応は当法人が主体となって実施し、その履歴を学校ごとに整理し、「御用聞き」と共有することで、取組の継続性を高めています。
※学校に設置し、毎年メンテナンスをしている教材「防災玉手箱」や、個別具体な学校防災教育の実践事例につきましては、こちらからご確認ください

中山間地域の中都市では、かつての被災地の教訓を未来につなぐために「御用聞き」が学校の声を支援先に届けて不安や悩みを解消し、地域・家庭と連携した防災教育に取り組むきっかけを作り、学校の負担軽減にも貢献しています。


 新潟県長岡市における地域一体での教育体制の構築から、子どもも大人も「皆で学び合う持続可能な防災“共”育の推進」とそれをきっかけとした「学校を核とした地域づくり・まちづくり」はまだ緒に就いたばかりです。よりよい安心・安全な未来の創造を目指して、今後ともどうかご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 

 


【これまでの活動実績】

※主だった事業や活動のみを抜粋しています。詳細や他の活動はお問合せ下さい。

 

2022年度

第27回防災まちづくり大賞「総務大臣賞」受賞/総務省消防庁(2022年度)

 受賞事例:新潟県長岡市における持続可能な防災教育体制の構築~「御用聞き」がつなぐ、学校・地域・家庭の防災教育~

・一期一会講演会「みんなのいのちと人権を守る地域防災の取組」/京都市立堀川高等学校PTA(2022年度)

大河津分水通水100周年・関屋分水通水50周年記念事業「分水サミット」企画・運営支援/株式会社エコロジー・サイエンス(2022年度)

・新潟市南区防災講座用資料の作成/新潟市南区(2022年度)

・令和4年8月豪雨 村上市災害ボランティアセンター運営支援/村上市社会福祉協議会新潟県社会福祉協議会赤い羽根共同募金(2022年度)

・様々な地域コミュニティを対象とした地区防災計画等の策定支援(2022年度)

 

2021年度

・東山区住民の防災力向上支援プロジェクト/京都女子大学(2021年度)

 文献:岩﨑保之・大川尚子・鈴木依子・中野雅嗣(2022)「対人援助職として必要な資質・能力の育成を目指した防災教育─『東山区住民の防災力向上支援プロジェクト』実践報告─」

SATテクノロジー・ショーケース2022/つくばサイエンス・アカデミー(一般財団法人茨城県科学技術振興財団)、SATテクノロジー・ショーケース2022実行委員会(2021年度)

全国中学校高校防災会議 全国防災ジュニアリーダー育成オンライン研修会/国立青少年教育振興機構(2021年度)

・小学校4~6年生向け出前講座プログラム【防災・試行版】作成支援業務/越後天然ガス株式会社(2021~2022年度)

防災ワクチンTM 学習教材の開発支援業務/長岡技術科学大学(2021~2022年度)

・親子防災イベントの企画・運営支援/NPO法人くらしサポート越後川口(2021~現在)

・新潟市北区自治協議会提案事業「めざせ防災力向上!」運営委託業務/新潟市北区(2021~現在)

・外国人市民向け防災ワークショップ開催業務委託事業/長岡市国際交流センター「地球広場」(2021年度)

 

2020年度

長岡市地域防災教育事業/長岡市(2020年度~現在)

 ※事業内にて、長岡版マイ・タイムライン「わが家の防災タイムライン(長岡市)」を作成(2020年度)

・新潟市西蒲区中学校防災体験学習事業/新潟市西蒲区(2020~現在)

・新潟市南区防災訓練用資料集「防災虎の巻」制作事業/新潟市南区(2020年度)

気象災害に関する学校防災教育プログラムの教師用資料作成支援業務/防災科学技術研究所(2020年度)

・長岡市における小中学校の防災教育実態調査及び実証実験の効果検証支援業務/防災科学技術研究所(2020年度)

イザ!カエルキャラバンinながおか/長岡市中越メモリアル基金(2020~2021年度)

・イザ!カエルキャラバンinくずまき/見附市立葛巻小学校(2020~現在)

・上越市防災教育研修会/上越市教育委員会(2020~現在)

・胎内市における防災研修会(個別避難計画・地区防災計画等)/胎内市(2020~現在)

 

2019年度

在住外国人防災セミナー/新発田市・胎内市 他(2020~2021年度)

 

2018年度

・新潟市北区防災士の会スキルアップ事業/新潟市北区(2018~2020年度)

 ※事業内にて、「北区河川別ハザードマップ(新潟市北区地域総務課)」の作成支援(2019年度)

・平成30年7月豪雨時の災害支援 広島県坂町(2018年度) 

 

2017年度

・レスキューフーズの教材化支援/ホリカフーズ株式会社(2017~2018年度)

・新発田市小学校防災キャンプ研修会・実践サポート/新発田市教育委員会(2017~現在)

新発田市防災キャンプ実施報告書及びあかたにの家活動プログラム、映像教材の作成支援/新発田市教育委員会(2017年度)

長岡市防災玉手箱/長岡市(2017~2019年度)

 

2016年度

・新潟市「防災教育」学校地域連携事業/新潟市教育委員会(2016~2019年度)

 

2015年度

~よりよい未来の新潟を子どもと一緒に創るプロジェクト~こども防災未来会議®の開催(2015~現在)

・ふるさと新潟防災教育推進事業/新潟県中越大震災復興基金・(公社)中越防災安全推進機構(2015~2019年度)

 ※事業内にて、新潟県内の防災教育実践事例を紹介する「ふるさと新潟防災教育新聞」の作成(2015~2017年度)

・新潟市西蒲区防災キャンプ事業/新潟市西蒲区(2015~2019年度)

・新潟市南区中学校・白根高等学校防災教室/新潟市南区(2015~2022年度)

・講演「防災”共”育を切り口としたコミュニティ防災計画」/兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科(2015~現在)

・公民館等の社会教育施設を活用した小・中学生向け防災キャンプの企画・運営支援/
 新潟県少年自然の家・新潟市中央公民館・新潟市鳥屋野地区公民館・新潟市関屋地区公民館 他(2015~2017年度)

・2015年度「防災教育チャレンジプラン」実践団体に採択/防災教育チャレンジプラン実行委員会・内閣府(防災担当)(2015年度)
 申請プラン「みんなで支えるBOUSAI教育!地域一体の共育社会の再建2015」