鳥屋野地区公民館「Let’s go!サバイバルの館~避難所体験inトヤノ~」

8月1日(火)~2日(水)に行われた鳥屋野地区公民館主催の

「Let’s go!サバイバルの館~避難所体験inトヤノ~」で講師を務めました。

 

新潟市内の小学5年生~中学2年生合計22名が参加し、はじめて合う友だちに緊張しながらスタートしました。

 

最初はアイスブレイクで自己紹介ジャンケンや、避難所でプライベート空間を確保するための段ボールパーテーションをグループで協力して作るゲーム、持ち物見せ合いっ子を行いました。

 

グループのリーダー・グループ名を決めたり、パーテーションを作るためにだれが、どんな風に、何をするのか作戦を立てる時間を作ったりする中で、あっという間に仲良くなることができました。

「ここをもっとガムテープでとめるといいよ!」「支えてて!こっちやるから!」と積極的に声を掛け合い、

今日、このパーテーション使って寝たい!と宿泊体験ならではの体験ができたようです。


 

参加者は、避難所に必要だと思うものを各自持ってきていました。

その中から、グループでおススメのものを紹介し合いました。

役に立つものもあれば、安心できるものだったりと様々な持ち物がありました。

それぞれ必要だと思うものが違うんだなと気付いたり、家に帰ったら準備しようなど感じたようでした。

 

その後は、グループワークで考える活動を行いました。

避難所生活の様子を見て、自分たちにどんなことができるのか考えました。

最初の活動からヒントを得て、「混雑する」という課題に対して、こんな風に区切ったら車イスの方にも良いのではないかと、図を書きながら考えたグループ。

 

他にも「むし暑い」という課題に対して、換気をしたり、ストレスがたまると思うからみんなでストレッチしたりする、と考えたグループなどがありました。

 

最後に、避難所では小学生、中学生のみんなができることを積極的に手伝ってくれていると、大人も自然と元気がでて笑顔になるんだよと話をすると、真剣な表情でうなずいていました。

私たちは1日目の夕方まで担当をさせていただきました。

宿泊の様子は見ることができませんでしたが、みんなで声を掛け合いながら楽しい夏休みのひと時が過ごせたことと思います。

 

楽しみながら、ちょっと防災。

頭の隙に入れて、いざという時に進んで行動することができるきっかけになりますように。

 

公民館のみなさまありがとうございました。