平成30年8月8日(水)燕市内小・中学校の防災教育担当職員20名を対象に、防災教育研修会が行われました。
~学校負担を減らし、持続可能な防災教育を!~
これからできる!既存教科や行事の活用で、相乗効果をもたらす「+防災」
講師:中野雅嗣
①新潟県防災教育プログラムと関連した、既存教科や取組、行事等と関連させた防災教育の事例紹介
「教科の単元」「避難訓練」「参観日の活用」「朝の会・昼休み」「PTA行事」「地域資源(ひと・こと・もの)」等
②参加者が受け持っている対象学年ごとにグループで、県防災教育プログラム洪水災害編を参考に、「大人も子ども主体的に学べる工夫やアレンジ」をする。グループでアイディアを出しながら指導案のアレンジを考え、その後発表を行いました。
以下、参加者からの感想(抜粋)です。
・必要だとは思うのですが、時間の関係でなかなかできなかった防災教育。時数確保の工夫を教えていただいたので、
工夫して進めていく必要を強く感じました。2学期の避難訓練から実践していきます。
・防災に関して、子どもたちに身近なものとして考える「種」をいただきました。
地域を考える総合の学習として2学期に進めていける一つの手がかりとなりました。
・防災教育プログラムの指導案を検討できるよい機会となった。「防災教育の授業をする。」と構えて負担を感じることはなく
「+防災」という観点で、様々な場面で指導をしていけばよいということが改めて理解できた。
・防災についてどのような角度でアプローチしていけばよいかイメージができた。
また、防災教育への支援や外部の協力(講師)もお願いできるとのことだったのでぜひ活用していきたい。
・防災教育は単発で行うのではなく継続性のある持続可能な防災教育にしなければいけない。
そのためには、わくわくする防災教育(主体的に学ぶ)にしないといけないことが分かった。
・グループで話し合って指導案を検討する活動はとてもよかった。違う機会でもぜひやってみたいと思う。新しい視点をいただけた。
・大人がこれをやってみるとよいのではないかと思ったものは子どもにも響く。
防災教育に協力してくれる自治体、機関がたくさんあることが分ってよかった。
大上段に防災を考えるのでは無く、身近で気軽に取組めるふるさと共育としての防災を拡げていく学び方や防災を学習題材にした対話的な深い学びの教育活動をこれからも広めていくお手伝いをさせていただきます。
燕市様、燕市教育委員会様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。