今年も新発田市内全小学校のあかたにの家を活用した防災キャンプがはじまりました。
第1回目は、6月12日(火)新発田市立東豊小学校第4学年88名
です。
まずは、新発田消防署川東分所の方より、緊急地震速報について、地震からの身の守り方、応急手当(止血)の方法を学びました。
その後、自分たちにもできること・工夫することを体験。
グループで4コーナーをまわるレクリエーション形式で行いました。(水消火器体験、新聞紙スリッパ作り、毛布担架作り、ペットボトルランタン作り)
お昼に非常食の体験をした後は、避難所についての学習です。
中越地震での避難所の様子を伝え、水・電気・ガスが使えないと困る事がたくさんあることを知り、どんなものを準備したら良いか
グループで考えました。
グループ内でも必要なものが違うことに気付いた後は、「じゃあ家族の中でも、それぞれ必要なものが違うのではないか」と問いかけ、
家族の非常用持ち出し品を考えました。
「お父さんは喘息があるから呼吸器がいる。」「私は塗り薬が必要。」「妹におむつがいる」「お母さんは生理用品がいる」と
真剣に家族のことを考えながらワークシートに記入しました。
今日帰ったら、自分が考えた持ち出し品を伝え、家族みんなで相談して「わたしの家族の持ち出し品リスト」「家族で避難する場所」を決めておいてほしいことを伝え、終了しました。
「相談して決めることが大切だと思った。今日帰ったら話をしたい。」という声がありました。
1日盛りだくさんで、活動を行いましたが、笑顔で終了することができました。
ありがとうございました。