【防災玉手箱】長岡市立福戸小学校

平成30年12月18日(火)10:40~12:15

長岡市立福戸小学校にて、防災学習を行いました。

講師:中野明子

 

中越大震災時の体験について伝え、改めて「自分と家族の命を守るために」どう行動したら良いか考える活動を行いました。

 

3時間目「通学路と家の中の危険箇所を確認し、身の守り方を考える」

地域の写真や家の中の写真を使い、グループで活動を行いました。

 

最後に、通学路や家での危険箇所の視点、家具固定についての資料を配り、冬休み中に通学路や家の中の確認をすることにしました。 

4時間目「家族と日頃からどんな準備・相談をしておくと良いか」

 

中越大震災の時に祖母と連絡が取れなくなったこと、備えがなく避難所に行き苦労した時のことを話しました。

地震は一回でおさまらない。

家族みんなが安全に避難所まで避難し、安心して避難生活を送るために、どんな準備や相談が必要かグループで話し合いました。

たくさん意見が出てきましたが、いきなり全部やることは難しい。

まずは「私が家族と相談したいことを一つ」考え、発表を行いました。

 

「避難場所だけでなく、どうやって避難するか(経路)考えておく」

「やっぱり、備えがないと、命が助かっても死んでしまうかもしれないから食べ物やグッズをそろえる」

「家族と相談して、事前に避難場所、連絡手段などを決めておくことが大切」

「地震が起きた時の約束。避難場所も一か所だと行けないかもしれない。2か所決めておいたほうが良い」

など、家族のことを想像し、一生懸命考えていました。

 

最後に、身近なものを工夫した防災グッズ(新聞紙スリッパ)を作り、終了しました。

 

終わった後も、授業内で紹介した、我が家の防災グッズ(すぐに持ち出すものだけリュックに入れたもの)を実際に持って重さを確認しにきた子もいました。

2時間という長い時間でしたが、最後まで元気に、積極的に活動を行っていた福戸小学校のみなさん、ありがとうございました。