【長岡市防災玉手箱】長岡市立太田小学校

令和2年度長岡市立太田小学校6年生の総合学習をサポートしました。

 

 

①10/22(木)13:40~14:30 中越地震を知る

蓬平温泉よもやま館にて、中越地震の体験談をお聞きしました。

語り部:和泉屋 金内 智子 様、よもやま館 田中 郷子 様・田中 亮 様

 

バスの集落センターに避難していた時の様子。旅館の方が作ってくれたおにぎりやお味噌汁をお客さんだけでなく、みなさんに配り、涙を流して食べていたおばあさんの様子。当時、市内の別の場所にいた息子さんどんな行動を取ったか、ようやく会えた時の様子など、たくさんのお話を聞くことができました。

最後に「普段の山の暮らしが生きる技になっているし、日々の知恵と地域みんなの協力が災害時にも命を守ると実感した。その一方で、今は住む人が減ったり高齢者が増えている。きみたちのような子どもたちを中心に地域のコミュニケーションを増やしていけるといいな。」とメッセージをいただきました。

 

②11/11(水)山古志見学

「山古志復興交流館おらたる」にて、見学を行った後、山古志の農家レストラン多菜田の五十嵐なつ子さんより、中越地震時の避難の様子やレストランを始めた経緯などをお聞きしました。

「たくさんの人に助けてもらって本当にありがたかった。私たちがこの土地で元気で暮らしていることを見てもらうことが恩返しだと思った。」と山古志から元気を発信している五十嵐さんの作った山古志弁当をみなで食べ、午後からは青木勝さんより、アルパカ牧場見学と復興や田舎の豊かな暮らしについてのお話をうかがいました。

 

③12/9(金)10:55~13:00 災害食作り

これまでの活動を振り返り、自分でできることの一つとして、災害食作りを体験しました。

講師:玉手箱サポーター 池田鮎美、ふるさと未来創造堂 中野明子

「自分で作るとおいしい」とカレー、サラダ、パンケーキを完食!

ただ調理するだけでなく、水の節約、道具の工夫なども体験しました。